フジ社長 月9「SUITS」を評価「素晴らしいスタート」

[ 2018年10月26日 15:31 ]

フジテレビ「SUITS/スーツ」に出演する織田裕二(左)と鈴木保奈美
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 フジテレビの宮内正喜社長(74)が26日、東京・台場の同局で定例会見を行い、好スタートを切った俳優の織田裕二(50)が主演を務める月9ドラマ「SUITS/スーツ」(月曜後9・00)を評価した。

 同作は、11年6月にスタートし、現在シーズン8が放送中の米国の同名人気ドラマが原作。法律事務所を舞台に、傲慢な性格だが仕事はできるエリート弁護士(織田)と、弁護士資格を持たないが天才的な記憶力を持つその相棒(中島裕翔)がバディを組み、数々の難しい訴訟に挑んでいく姿をスタイリッシュに描く。10年ぶりに月9主演を務める織田と女優の鈴木保奈美(52)が1991年に大ヒットした同局「東京ラブストーリー」以来27年ぶりに共演を果たすことでも大きな話題となった。

 初回を14・2%と好スタートを切り、第2話11・1%、第3話10・3%と3話連続で2桁をキープしている。

 10月改編について「全般的にいい流れで来ている」としたうえで、「初回14・2%、非常にいい、素晴らしいスタートを切りました」と評価。「見逃し配信でも(前クールの)『グッドドクター』を超える過去最高の記録。2話以降も好調に推移しております」とした。ヒットの要因として「アメリカ版の面白い要素がうまく日本に取り入れ、視聴者に受け入れられているのではないかと思っています」とした。

 27年前の「東京ラブストーリー」でプロデューサーを務めていた大多亮常務取締役(59)は「27年前のドラマが少しでも今の月9に貢献できればという思いで、『SUITS』は手を合わせながら見ていた。少しでも助けになったのであればいいという思い以外にない。(織田と鈴木は)いいコンビだと思いますので、今後の視聴率も大きく期待できる」とコメント。「もちろん、アメリカのドラマをリメークするという話題とか、ベースのファンも当然見ていただいたのもあるとは思うが、『東京ラブストーリー』の再放送は編成の勝利、編成の妙。フジテレビ的には非常にうまくいった。影響はあったと思う」と「東京ラブストーリー」の再放送も高視聴率につながったと分析した。

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2018年10月26日のニュース