紅白で大好評だったあの衣装 リハーサルではあえて見せず、本番一発勝負だった

[ 2018年10月23日 13:33 ]

ジュディ・オング
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 歌手のジュディ・オング(68)が23日、テレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜正午)に出演し、39年前から変わらぬ美声を保つ秘けつやNHK紅白歌合戦で秘話を披露した。

 1979年にリリースした「魅せられて」が100万枚を超える大ヒット。同曲は音域が高いため、過去にジュディは作曲した筒美京平氏に「1オクターブ下げましょうか」と提案したところ、筒美氏からは「下げたらだめだ。聴いている人にエーゲ海のあの澄んだ海のイメージが沸いてこないよ」と助言された。ジュディは現在も39年前と同じ音域で歌うため「ボイス・トレーニング」を欠かさず、日常生活でも「ノドのため辛い物は食べない」という徹底ぶりだという。

 また、紅白出場時のエピソードも披露。衣装について「私はエーゲ海のイメージがあるし、いつもと同じですね」とマネジャーに言ったところ「紅白は特別ですから…」と返答され、「魅せられて」のサビで両腕を広げるときに指の先に「エクステンション」をつけて“羽根”の部分を伸ばして普段より大きく羽ばたくようにした。数カ月前から特訓を重ねた“秘策”は、リハーサルではあえて見せず、本番一発勝負で披露したという。

 最後に黒柳徹子を前に「魅せられて」を歌うと、黒柳は「紅白でも、ベストテンでも、いつも後ろ姿ばかり見ていたけど、今日は前から見ることができてうれしい」とジュディの華やかな衣装と美声に感激していた。

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