仮面ライダー俳優が暴露「やりたくなかった」 事務所に断りも「何を生意気なことを」

[ 2018年10月23日 13:02 ]

俳優の村上弘明
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 俳優の村上弘明(61)が23日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」(月〜木曜前8・30)に出演。俳優デビュー作で脚光を浴びた「仮面ライダー(スカイライダー)」(1979年)の裏話などを語った。

 村上は「仮面ライダー」について「やりたいと思わなかった、むしろやりたくないと思ってた」と振り返る。オーディション前には事務所に断りを入れたが、マネージャーに「何を生意気なことを言ってるんだ。行って自己アピールしてきなさい。大丈夫、最後まで受からないから」と言われたという。ところがあれよあれよと審査が進み「最終審査の前に、東映の方から『ほぼ決まりだから』と言われ『話が違う』と思った」と回想した。

 当時大学生だった村上は、新人の演技に現場のガッカリした空気を感じていたそうだが、パイロット版を見たテレビ局関係者が絶賛したことで現場の空気が一変。「この業界ってそんなもんなのかな」と思ったという。その後はだんだんやりがいも感じるようになり、いろんなことを学んだ1年間は「俳優学校っていう感じだった」と振り返った。そして周囲から「2年目もやってくれ」と言われその気になっていたところ、事務所から「色がつくからやめた方がいい」とNGを出されたという。それから20年あまり、「仮面ライダー」関連の仕事は、村上がOKしても「事務所に一切やらせてもらえなかった」と話した。

 また、子どもより女性からのファンレターが多かったことや、「仮面ライダーが空を飛んだらバイクがいらなくなる」とスカイライダーが途中から空を飛ばなくなったなど、仮面ライダー出演時の裏話も披露した。

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2018年10月23日のニュース