柏木由紀“故郷に錦”西郷どんコンサートで持ち歌「火山灰」熱唱

[ 2018年10月23日 05:30 ]

「西郷どんキャストトーク&コンサート」に参加した柏木由紀(中)
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 NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(日曜後8・00)に出演するAKB48の柏木由紀(27)が20日、鹿児島・鹿屋市文化会館で「西郷どんキャストトーク&コンサート」に出演。約920人が駆けつけ満員となった地元会場で作品への思いを語った。

 西郷隆盛の弟、吉二郎の妻・園(その)役で出演。14日に放送された第38話では夫の吉二郎が戦で命を落とし、西郷家に無言の帰宅。涙を流す柏木の熱演にネットでは「気丈な姿がぐっと来た」「ゆきりんにもらい泣き」と評する声が上がった。

 トークショーでは戦死の知らせを受けた場面について「台本を最初に読んだ時は“夫を戦争に送り出す気持ちになれるのか”と思ったが、本番で吉二郎さんの覚悟を決めた目を見たら、自然と送り出そうという気持ちになれた。大河ドラマへの出演を通して人生で大きな経験をさせていただいたので、一生忘れないと思います」と振り返った。

 コンサートにはドラマの音楽を作曲した富貴晴美(33)、メインテーマを歌う里アンナ(39)、劇中歌を歌った前山真吾(35)と城南海(28)が参加し圧巻のパフォーマンスを披露。柏木は自身の曲「火山灰」を富貴のピアノに合わせて熱唱。このステージ限りの共演となった。

 イベント終了後に「地元の鹿児島に、西郷どんの出演者として帰ってこられて嬉しかった。いつもテレビで見て聞いている音楽を、ステージ上で間近で見られて本当にぜいたくな時間でした。いい思い出になりました。ありがとうございました」と感謝。ドラマの今後については「西郷園の見どころは、吉二郎さんが亡くなったあと、西郷家を引っ張っていく心強い存在になっているので、ぜひ注目してください」とアピールした。

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2018年10月23日のニュース