セクゾ中島健人 カメラ王子、毎日更新ブログ写真 俺の“色”で輝かせる

[ 2018年10月23日 10:30 ]

 【夢中論】アイドル、俳優として活躍する「Sexy Zone」の中島健人(24)は、ブログ用にスマートフォンやデジタルカメラで写真を撮ることを欠かさない。こだわりはオリジナルの視点と自分色。仕事でも「人と違うこと」を追求し、突き抜けた王子様キャラで多くの人のハートをつかむ。視線の先に見据えるのは芸能界での天下獲りだ。

 ロケ先で見つけた花や移動中の風景にレンズを向け、撮影現場では共演者をパシャリ。スマホのほか、デジカメとインスタントカメラを入れたカメラバッグを持ち歩き、気分で使い分ける。昨年8月から毎日欠かさず更新しているファンクラブ会員向けのブログ用に撮影し始め、多い日は100枚以上撮ってベストショットをアップする。

 「共演者の方の写真はなかなか載せられなくて残念ですが、ひたすらいろんなものを撮っています」

 誰もが手軽に写真を撮れる時代。SNSに写真があふれているからこそ、こだわるのは自分ならではの視点とカラーだ。

 「花は一輪だけなら寄って、華々しさを演出するなら引いて撮るのが王道。でも俺的に面白いと思うのは下から見上げるカット。スマホの写真はフィルム加工にしたり、明るさやコントラストをいじるのが大好き。1枚の写真でも人によって編集で全然違うので、自分色に輝かせることができるんです」

 最近の自信作は、日本テレビの主演ドラマ「ドロ刑―警視庁捜査三課―」(土曜後10・00)で共演する遠藤憲一(57)と第1話のゲストだった高橋克実(57)の2ショットをモノクロに加工した写真。「男性はモノクロの方が精悍(せいかん)な顔つきで味が出る。写真に夢中になって毎日ブログを更新できているのは、自分を高める時間だし自信につながっていると思います」

 一工夫を心掛けるきっかけは、08年にジャニーズ事務所に入った直後にジャニー喜多川社長から「人と違うことをしなよ」と言葉を掛けられたこと。ジャニーズJr.として先輩のコンサートでバックダンサーを務めた時には、少しでも自分を印象づけようと先輩のファンに投げキスをするなど他のJr.はやらないことを行った。

 「どの世界でも人と違うことをしなきゃ淘汰(とうた)される。“なんだこいつ”と思われる後輩だったと思うけど、自分の証を残さなきゃと思って、人と違うことをやってきたから今があると思っています」。

 スターの原石がひしめくJr.の中で、一歩抜きんでるため独創性を心掛け、身に付いたのはアドリブ力。コンサートやバラエティー番組では当意即妙の受け答えで盛り上げる。決めゼリフ「セクシーサンキュー」も、5年前に取材で瞬発的に「セクシー時代をつくりたい。その時代にはやる言葉はセクシーサンキュー」と話して生まれた。

 靴が脱げた女性に「シンデレラ、気を付けて」と声を掛ける王子様キャラでも他のアイドルと一線を画す。高校時代、友人男女にカラオケに誘われても仕事への影響を考慮して断り、その代わりに「もし女性とカラオケに行ったら何て問いかけるか」と四六時中妄想。そんな、現実では行き場のない言葉を歌詞にしたためたことが“貯金”となった。「その時に培ったボキャブラリーが自分のアイデンティティーを強めました」

 ジャニーズ入りを志したのは小6の時で「青春アミーゴ」を歌う亀梨和也(32)と山下智久(33)に憧れた。中2で学級委員長など花形ポジションを務めたが「教室じゃなくてコンサートというステージに立とう」と応募し、11年にSexy Zoneとしてデビュー。人気アイドルの立場に甘んじず、俳優としてもレベルアップに励んでいる。

 「いろいろな映画を見ていて、出会いたい監督がたくさんいます。表現者として多くの作品に出たいし、喜怒哀楽をより豊かにして表現につなげたい」

 目標は群雄割拠の芸能界で長く天下を獲ることだ。「Jr.は戦国時代でデビューしたら幕府が開けると思っていたけど、今なお戦国時代です。みんな信長や秀吉に憧れると思うけど、俺は家康になりたい。江戸幕府という長い歴史をつくれたから、俺は家康になりたいです」。ブログ用の写真でもオリジナリティーを追求し、磨きを掛けてきた個性が今、多方面で開花し始めている。「やるべきことをやって、鳴くまでタイミングを待ってますよ」。そう語る顔は、王子様というより武士のような気迫があった。

 《日テレ主演ドラマ「ドロ刑」エンケンとコンビ役「絡まれるチワワ」に》「ドロ刑」では新米刑事役で、幻の大泥棒とコンビを組み事件を解決していく。大泥棒役の遠藤から多くのことを吸収し「大先輩でも入念にリハーサルをやるので感銘を受けました。先輩方の現場のつくり方とかを学ぶのは役者として必要な時間、場所だなと思っています」と語る。刑事役は初挑戦で、セリフは専門用語ばかり。「“ホシがナシをヤサ近くでグニコミする”とか。“犯人が品を家の近くで質屋に入れる”という意味だけど、呪文のようで超難しい」と苦笑い。遠藤と高橋に挟まれ撮影した3ショットをスマホの待ち受けにしている。「エンケンさんと克実さんに絡まれるチワワみたい。座長だけど年上の方ばかりなので甘えて、みんなのポチみたいです」と愛されキャラ全開の笑顔を見せた。

 ◆中島 健人(なかじま・けんと)1994年(平6)3月13日生まれ、東京都出身の24歳。08年にジャニーズ事務所に入所。11年に「Sexy Zone」として同名シングルでCDデビューし、13年から5年連続でNHK紅白歌合戦出場。明治学院大社会学部卒。日本テレビ「ぐるぐるナインティナイン」の名物コーナー「ゴチになります!」にレギュラー出演中。主演映画「ニセコイ」は12月21日公開。血液型A。

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