B.B.クィーンズ さくらさんに感謝「押し上げていただいた」

[ 2018年8月28日 05:30 ]

さくらももこさん死去

さくらももこさんを追悼したB.B.クィーンズの近藤房之助と坪倉唯子
Photo By 提供写真

 アニメの初代エンディングテーマで、累計164万4000枚(オリコン調べ)を売り上げた「おどるポンポコリン」を担当したB.B.クィーンズのボーカル・ギターの近藤房之助(67)は「いまだに音楽活動させていただいているのも、アンダーグラウンドで活動していた僕をほんの一時でもメインストリームの場に押し上げていただいたからこそ」と感謝。ボーカルの坪倉唯子(55)は「テレビ出演のリハーサル中、楽屋に遊びに来てくれたさくらさんは“まさにまるちゃん!”な第一印象でしたが実はとてもシャイな方なんだなぁ…と思ったのを強く覚えています」と振り返った。

 ▼坂本冬美(さくらさんとユニットを結成し13年に「花はただ咲く」を発表)突然の訃報に大変ショックを受けております。レコーディングしたときに、さくらさんのコーラスパートで、緊張をほぐすために一升瓶を持ち込んで、カラオケ気分でワイワイ録音したのが楽しい思い出です。あの笑顔をいつまでも忘れません。

 ▼漫画家ちばてつやさん 30年ほど前、漫画賞の授賞式で初めてお会いした時、明るくて楽しくて、ちびまる子ちゃんが漫画の中から出てきたような人だと思った。自分が子供の頃に体験したエピソードや流行を上手に物語に織り込んでそれがリアルなユーモアとなって読者の共感を呼んだのだと思う。日本の漫画界にとって大きな損失だ。

 ▼作家吉本ばななさん 青春を共に過ごしたももちゃん、闘病は知っていましたが、いつも元気にメールをくれるから回復を信じていました。私たちの時代に、まるちゃんやコジコジをもたらしてくれて、ほんとうにありがとう。

 ▼E―girls(14〜16年に「ちびまる子ちゃん」のオープニング曲「おどるポンポコリン」を担当)私たちの夢をかなえさせてくださり、そして、日本中に笑顔と夢を与え続けてくださったさくらさんはこれからもずっとずっとみんなのヒーローです。

 ▼森迫永依(実写版「ちびまる子ちゃん」でまる子を演じた)突然の訃報に大変驚いています。「実写版ちびまる子ちゃん」の撮影では、温かい笑顔と言葉で優しく接してくださったこと、とても感謝しています。

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