「ちびまる子ちゃん」90年にアニメ歴代1位の視聴率39・9%記録

[ 2018年8月28日 08:20 ]

さくらももこさん死去

「ちびまる子ちゃん」(C)さくらプロダクション/日本アニメーション
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 昭和50年代を舞台にした「ちびまる子ちゃん」には、劇中に西城秀樹さんや山本リンダが登場。再びその人気が再燃するきっかけとなった。テレビアニメ化された90年には子供を中心に大人気となり「ウゥ〜ン」「いけずぅ〜」といった登場人物の口癖が流行語に。同年10月28日には、オンライン調査が始まった77年9月以降のアニメ歴代1位となる最高視聴率39・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

 99年には、さくらさんの地元・静岡に作品の世界を再現した施設「ちびまる子ちゃんランド」がオープン。映画も3作品が製作され、2006年には当時子役の森迫永依主演で実写ドラマ化もされた。「まる子」以外にも「ズバリ!」が口癖の学級委員「丸尾君」やキザな「花輪クン」ら、さくらさんが次々に生み出した個性的なキャラクターは人気を集め、関連商品やキャラクターグッズも大ヒットした。

 たまねぎ頭の毒舌キャラ「永沢君」を主人公にした連載漫画も生まれ、13年には劇団ひとり主演で実写ドラマ化された。

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