くらたま“先輩”さくらももこさんの功績しのぶ「少女漫画史を変えた方」

[ 2018年8月28日 08:45 ]

漫画家の倉田真由美氏
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 「ちびまる子ちゃん」で知られる漫画家・さくらももこさんが15日に乳がんのため、53歳で死去した。漫画家の倉田真由美氏(47)は27日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)に出演し「少女漫画史を変えた方だった」と、さくらさんを悼んだ。

 さくらさんが漫画誌「りぼん」でデビューしたころの作品をリアルタイムで読んでいたといい「めちゃめちゃ衝撃的だったんです。それまでのかわいらしい笑顔とかの少女漫画の枠を超えていて。決してきれいな画ではないんだけど、すごい漫画が出てきたなと子供ながらに思ってしまった」。実際に会ったことはなかったが「少女漫画史を変えた方だと思います」と功績をしのんだ。

 また、元TBSでフリーアナウンサーの安東弘樹(50)も「同世代の方。自分の小学生のころに情景が浮かぶ内容で、授業内容や遠足とかがよみがえってくる」と神妙な表情。妻がさくらさんのファンで、家にはすべてのエッセイがそろっているといい「裏表がない内容のエッセイ。つらい時に読むと、それを忘れられるくらい。才能の塊で、いろいろなことを具現化してくださった」と話した。

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