山崎紘菜 ラグビートップリーグをPR アンバサダー起用「盛り上げていくお手伝いができたら」

[ 2018年8月28日 18:54 ]

<来社・山崎紘菜>ラグビー・トップリーグのPRに訪れたトップリーグアンバサダーの山崎紘菜(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 31日に開幕するラグビートップリーグのアンバサダーに就任した女優・山崎紘菜(24)が28日、東京・越中島のスポーツニッポン新聞社を訪れて開幕をPRした。

 「大好きなラグビーにこうした形でつながることができて本当にうれしいですし、日本最高峰のトップリーグという舞台にこうして関わることができるのは本当に光栄です。女性ならではの目線で何かを発信することを期待されてのアンバサダー起用と思うので、(W杯日本大会の)2019年に向けて、どんどん盛り上げていくお手伝いができたらなと思っています」と抱負を語った。

 ラグビーファンには2013〜16年度に務めた全国大学選手権のイメージモデルが強い山崎だが、初めて試合を観戦したのは2012年12月の早明戦。明大ラグビー部の会報誌の仕事に携わった縁で「ルールも知らないし、何をやっているか全く分からない状態で見た」が、吉田メイジが認定トライなどで終盤に逆転勝ちした劇的な展開に「何だか分からないのに胸が熱くなった。当時は私も大学生だったんですけど、同い年の選手たちがひたむきに打ち込んだり、高い目標に向かって頑張ってる姿に、凄く驚いて励まされた。もっと知りたいと思ったのがきっかけで、ルールやラグビーの魅力にどんどん触れていった」という。「私みたいにルールを知らないで見に行っても何か伝わるもの、感じてもらえるものがあるので、一度来てもらえたら絶対に好きになると思います」と観戦を呼びかけた。

 トップリーグの魅力については「日本代表や海外のトップレベルの選手が集まった各チームが、毎週のように日本のいろんなところで見られるところ。ファンの視点で言うと、大学では同じチームにいた選手が違うチームになって戦ったり、日本代表やサンウルブズで一緒に戦った選手が違うチームに分かれて戦う姿が、かなり興奮するポイントだと思う」と話す。今季は19年W杯前最後のシーズンとあり、「選手たちもかなり気合が入っていると思うし、試合期間が短いので、今まで以上に白熱した戦いが繰り広げられるんじゃないかな」と予想した上で、日本代表が活動する11月に新たに行われる「トップリーグ杯」についても「なかなか試合に出られない選手にもチャンスがあるので、日本代表選手がいなくても新たな違う魅力やチームが見られるのでは」と話した。

 選手としては、大学時代から見ていたサントリーの新人CTB梶村祐介(明大出)や東芝からNTTコミュニケーションズへ移籍したWTB石井魁(東海大出)が楽しみだという。また、チームでは「神戸製鋼が今、凄く熱いんじゃないかな」と指摘。神鋼に新加入の元ニュージーランド代表SOダン・カーターに注目しているのかと思いきや、「いや、私は(同じSOでも)ヘイデン・パーカー選手が凄い好きです」とサンウルブズでも大活躍中の名キッカーをイチ押し選手にあげた。

 今後の自身の活動についても「グッズをファッションに取り入れたり、インスタグラムが若い人に人気なのでインスタ映えする写真を上げるとか、もっと気軽に感じてもらえる活動ができたら。個人的にはTシャツのデザインとかグッズの開発に関わりたい。サンウルブズの(狼の)耳のように身につけられて、ストラップとかカワイイものがあったらいいと思います」と意欲的。公開中の映画「検察側の罪人」に出演するなど多忙な仕事の合間を縫って観戦を計画しているそうで「全試合リアルタイムでは見られないかもしれないけど追うつもりです。移動の合間も新幹線の中とかでコンテンツで見てます。開幕したら寝られないですね。大学選手権もあるし、11月は日本代表もあって、今から凄く怖いです」と笑った。

続きを表示

2018年8月28日のニュース