ＢＬＡＣＫＰＩＮＫ　9000人のハート撃ち抜き　ＴＷＩＣＥ超え最強Ｋポップ初の日本ツアー

日本ツアー公演を幕張メッセイベントホールで開いた「ＢＬＡＣＫＰＩＮＫ」
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　韓国女性４人組「ＢＬＡＣＫＰＩＮＫ（ブラックピンク）」が２４日、千葉・幕張メッセイベントホールで初の日本ツアー公演を開いた。昨年８月の日本デビューから１年。日本でも人気の女性グループ「ＴＷＩＣＥ」をしのぐ勢いで人気を拡大している。

　暗転した会場を、ファンがピンクのペンライトで照らした。そのブラックとピンクの空間に、４人が舞い降りた。１曲目の最新曲「ＤＤＵ―ＤＵ　ＤＤＵ―ＤＵ（トゥドゥトゥドゥ）」から熱気は最高潮。左右の手を銃の形にして撃つダンスで、９０００人のハートも撃ち抜いた。

　キュートさが売りのガールズグループとは一線を画し、カッコよさが持ち味。音楽のベースは、ヒップホップや世界で人気のＥＤＭ（エレクトロニック・ダンス・ミュージック）が中心。そこに切れのあるダンスを織り交ぜて、なまめかしく踊る。

　人気は世界に広がっている。６月に配信したアルバム「ＳＱＵＡＲＥ　ＵＰ」は４４カ国で１位を獲得。さらに６月１５日にユーチューブで公開した「ＤＤＵ…」の音楽ビデオは、２４時間で３５００万回という世界歴代４位の再生回数を記録した。韓国グループ史上最速となる公開から６８日で３億回再生を突破し、「ＴＷＩＣＥ」のヒット曲「ＴＴ」が要した４２４日を大きく上回った。ロゼ（２１）は「凄すぎて実感がないです」とメンバーも驚くばかりだ。

　日本ツアーは大阪、福岡、幕張の３カ所で７公演を開催。チケットが即完売したこともあり、１２月２４日に京セラドーム大阪で追加公演を開くことも決定している。デビューから１年４カ月でのドーム公演は、韓国女性グループ史上最速だ。ジス（２３）は「クリスマスイブなので、ホームパーティーのように楽しみたい。ステキなステージと、面白いステージ、両方で魅せる」と自信を見せた。

　また、キットカットの日本発売４５周年を祝う「セレブレーションパートナー」にも就任。日本の企業からも熱い視線を送られている。