井山氏、故郷で囲碁フェスに参加「身に余る光栄でさらに精進したい」

[ 2018年1月6日 10:35 ]

 国民栄誉賞の授与が決まった囲碁の井山裕太氏(28)の故郷、大阪府東大阪市で6日、井山氏を招いて「新春囲碁フェスティバル」が開かれた。

 冒頭で井山氏は同市の野田義和市長からお祝いの花束を受け取り「(国民栄誉賞は)身に余る光栄でさらに精進したい。生まれ育った東大阪で子どもの頃から夢中になった囲碁の大会が開かれることは感慨深い」と話した。

 また報道陣から授与決定について質問されると「家族から『おめでとう』というメールをもらった。徐々に実感が湧いてきた」と話した。

 井山氏は対談に参加するほか、勝ち進んだ小中学生らとの対局も。催しでは入門者向けの囲碁教室や、プロ棋士による指導などもある。東大阪市の市制施行50周年を記念する事業の一環として開催。

 井山氏と将棋の羽生善治氏(47)は5日、国民栄誉賞を同時受賞することが決まった。(共同)

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