米でラップ、R&Bが初の首位 ロックは2位に転落

[ 2018年1月6日 16:19 ]

 米調査会社ニールセンは5日までに、2017年の米音楽業界の売り上げで、ラップなどのヒップホップ、R&B分野がロックを抜き、初めて最も人気のあるジャンルとなったと発表した。ロックは前年の首位から2位に転落した。

 この調査は、インターネットでデータを受信しながら再生する「ストリーミング方式」によるアルバムや収録曲の再生数、CDなどの販売数などを集計している。ジャンル別でヒップホップ、R&Bが24・5%となり、ロックの20・8%を上回った。

 市場が拡大するストリーミング方式で、ヒップホップ、R&B分野を好む消費者が多かったのが要因の一つとみられる。アーティスト別でもケンドリック・ラマーさんら同分野のアーティストが上位に入った。

 3位はポップスで12・7%。続いてカントリーが7・7%、ラテンは5・9%だった。

 今月28日に発表される「第60回グラミー賞」では、人気ラッパーのジェイ・Zさんが最優秀レコード賞など計8部門でノミネートされている。

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2018年1月6日のニュース