久保王将、羽生祝福も「一棋士としては複雑」7日から王将戦第1局

[ 2018年1月6日 05:30 ]

 久保利明王将(42)が関西将棋会館での指し初め式で、羽生の国民栄誉賞受賞決定について「将棋界にとっても本当に大きいこと」と祝意を述べた。受賞理由となった永世7冠について「他の棋士が簡単に目指すという発言すらできないような偉業。それを昨年達成され、受賞に値する結果を残された。止めることができなかったことに、一棋士としては複雑な思いもあるんですが…」と苦笑いしながらも将棋界のレジェンドを祝福した。

 挑戦者・豊島将之八段(27)を迎え撃ち、タイトル防衛を目指す第67期王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は7日と8日、静岡県掛川市・掛川城二の丸茶室で行われる第1局で幕を開ける。豊島は「力を出し切って、熱戦をお見せできれば」と初タイトル奪取に意欲を見せた。

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2018年1月6日のニュース