ビートたけし 星野さんとの秘話披露「あっ、ごめん。たけしさんって」

[ 2018年1月6日 22:53 ]

ビートたけし
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 タレントのビートたけし(70)が6日、MCを務めるTBS系「新・情報7DAYS ニュースキャスター」(土曜後10・00)に生出演。明治大の同期で、すい臓がんのため4日に亡くなった元中日、阪神、楽天、侍ジャパン監督の星野仙一氏(享年70)との秘話を明かし、故人を偲んだ。

 番組ではトップニュースで闘将の死を伝え、VTRでは「俺より先に逝くなんて…」という野村克也氏(82)のインタビューなどを放送。10分ほどのVTRが明けると、たけしは昨年9月3日に放送されたフジテレビ系「ボクらの時代」(日曜前7・00)で元ラグビー日本代表の松尾雄治氏(63)と明大OB3人で対談したことについて自ら触れ「その時はすごい元気だった」と回想した。

 1947年1月22日生まれの星野氏に対し、たけしは同年1月18日生まれで誕生日はわずか4日違い。たけしは同学年だと知っていたが、「その時、俺を後輩だと仙さんは思っていたわけ。明治っていうのは上下(関係)がすごい(厳しい)から『オイ、たけし!』とか言ってすごいのよ。だから、星野さん同学年ですよって言ったら『あっ、ごめん。たけしさん』って」とエピソードを語り、懐かしそうに微笑んだ。

 「だけど、やっぱり星野仙さんは島岡イズムだよね。島岡さんの愛情ってのはただ殴る蹴るじゃなくて本当に選手と同じ状態で苦しむんだって。だから明治の4年生はトイレ掃除とかやるのよ。若いもんの代わりをやるって。選手にとっては怖いけど、一度星野さんに惚れたらついていこうと思うよね」と明大時代に4年間、島岡吉郎監督(1989年に77歳で他界)の下で鍛えられた人間力を称えて故人を偲び、「その時に、また監督やりますか?って聞いたら『俺はもう2度とやんない』って言ってたね。『疲れるわ』って言ってた」と対談時の様子を振り返った。

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2018年1月6日のニュース