「直虎」阿部サダヲ 新家康像に挑戦!13歳から演じ反響「永遠の少年感」

[ 2017年3月18日 08:00 ]

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で徳川家康を演じる阿部サダヲ(C)NHK
Photo By 提供写真

 俳優の阿部サダヲ(46)がNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜後8・00)にレギュラー出演。松平元康(後の徳川家康)役に挑み、存在感を示している。子役なしで13歳からユーモアたっぷりに演じ、SNS上で反響。「『この家康、ちょっと変わっていたね』でもいいですし、歴代の家康の中でも、視聴者の皆さんの印象に残るものを作りたいと思っています」と新しい家康像を生み出すべく意気込んでいる。天下人になる前の若き家康に、制作統括の岡本幸江チーフプロデューサーは“永遠の少年感”から阿部を抜擢。「阿部さんの明るさが、このドラマにとっては救いになると思います」と期待している。

 今川家の人質として、駿府で少年時代を過ごした家康。桶狭間の戦いに今川方の先鋒として参戦したが、義元(春風亭昇太)討死の報を聞き、空になった古巣の岡崎城に入城。ついに今川家からの独立を果たした。

 次郎法師(柴咲コウ)井伊直親(三浦春馬)小野政次(高橋一生)は第4話まで子役が演じたが、家康に子役は使わず。初登場の第5話、13歳の家康(竹千代)から阿部が演じた。第6話、タカはもらえないため、竹千代がスズメを世話しているシーン。瀬名(菜々緒)からは「スズメは人にも懐かず、狩りもしませぬ」と一喝されるが、その後、見事に手懐ける。

 撮影は本物のスズメを使い、阿部は「実際はなかなか懐かず、じっとしていないんです。スズメを持っている時は13歳の気持ちでしたが、手の上でじっとしてくれた時、モニターで自分の顔を見たら、凄くうれしかったのか、46歳のおじさんの顔になっていました。実際の年齢が出てしまいました」と苦笑いした。

 制作統括の岡本氏は「直虎」における家康について「(昨年の)『真田丸』の老成した家康とは違い、そこに至るまでの青春期といいますか、『直虎』で描かれる家康は40歳そこそこまで。まだ織田信長に押さえつけられ、次には豊臣秀吉も控え、まだまだ天下人でも何でもありません。苦労人時代の話がほとんどになるので、偉人というよりは等身大の悩める武将というイメージ」と説明。

 有力武将に囲まれながら「粘り強く生き残るので、辛抱するシーンが多い」というが、それを「苦しく見せるのではない人がいいと思いました。若々しさがあって、ある種、もだえ苦しむ瞬間さえも、おもしろく表現していただける人。そういう意味で、阿部さんの“永遠の少年感”は打ってつけ。虐げられて困っている様でも、楽しませてくださる。阿部さんの明るさやユーモアが、このドラマにとっては救いになると思います」と起用理由を明かした。

 阿部は家康を演じた歴代俳優のうち、TBS「徳川家康」(1988年)の松方弘樹さんが印象に残っている。

 「すぐ女の人とお風呂に入ったり、いやらしかった」とユーモラスに記憶をたどり「怖い人というよりは普通のおじさまで、くだらないことを言ったり、おもしろい人として描かれていました。今回の家康も、軸は直虎ですから、脇として、おもしろいキャラクターになればいいと思って演じています。できれば平和に暮らしたいという感じのセリフがあるので、『直虎』の家康は、そんなに戦(いくさ)をしたい人じゃないんだと思います」

 内野聖陽(48)が演じた「真田丸」の家康は序盤臆病、終盤威厳と反響を呼んだ。意識するか?の質問に、阿部は「(『真田丸』の家康も)おもしろかったですよね。でも、すぐにマネしたらダメですよね」と笑いを誘いながら「参考にはさせていただいています」とした。

 瀬名が“三河のぼんやり”と称した家康も、徐々に成長・変化を遂げる。「誰もが知る武将を演じた俳優として刻まれるのは凄く感じていて、凄い役を頂いたと思います。『この家康、ちょっと変わっていたね』でもいいですし、歴代の家康の中でも、視聴者の皆さんの印象に残るものを作りたいと思っています」と新しい家康像にチャレンジする。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「竹内結子」特集記事

2017年3月18日のニュース