多摩美大「佐野氏葬式」に不快感 ジュニア「風刺にならない」真矢「非常識」

[ 2016年11月8日 11:22 ]

千原ジュニア
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 多摩美術大学の八王子キャンパスで開催された学園祭で、同大学教授の佐野研二郎氏(44)の葬式を称したパフォーマンスが行われたことを受け、8日放送のTBS系「白熱ライブ ビビット」(月~金曜前8・00)の出演者がコメント。お笑いタレントの千原ジュニア(42)は「ネガティブなことをネガティブに表現しても風刺にはならない」と話すなど批判の声があがった。

 番組では、多摩美術大学の学園祭で行われた、白紙撤回となった2020年東京五輪・パラリンピック公式エンブレムをデザインした佐野氏の葬式パフォーマンスについて報道。ツイッターに投稿されたパフォーマンスの映像を流したが、そこには佐野氏の遺影を持った喪服姿の学生や棺桶、位牌、僧侶に扮した人物などが見られた。

 これに対し、ジュニアは「ネガティブなことをネガティブに表現しても風刺にはならない。こういう風刺をアートというのは、ちょっと分からない」とバッサリ。漫画家の倉田真由美氏(45)は「いじめの典型。やられる側の気持ちを考えなさすぎる」と不快感を示した。

 「創造力が人より長けているから美大に行っているはず。もっとセンスがいい創造をしてほしい。生きている者の葬式を出すなんて非常識」と話したのはMCを務める女優の真矢ミキ(52)。テリー伊藤(66)は演出家の立場から、遺影が佐野氏の顔ではなく「(撤回された)エンブレムだったら僕はいいと思う」と指摘していた。

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2016年11月8日のニュース