トム・クルーズ 池松壮亮と13年ぶり再会「大きくなったなあ」

[ 2016年11月8日 14:40 ]

米映画「ジャック・リーチャー」の来日会見を行ったトム・クルーズとゲスト出演した池松壮亮

 俳優の池松壮亮(26)が8日、米俳優トム・クルーズ(54)、エドワード・ズウィック監督(64)と13年ぶりの再会を果たした。池松は2人が監督、主演の映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」(11日公開)の来日会見にゲストとして登場。トムに「大きくなったなあ」と満面の笑みで迎えられた。

 池松は、2003年の「ラストサムライ」に抜てきされ、父親の敵であるトム演じるネイサンと心を通わせていく少年・飛源を演じた。撮影当時は12歳だったが、トムは「あの頃からすごくいい演技をしていた。僕は成功することが分かっていたよ」と、現在の池松の活躍ぶりに納得の表情だ。

 ネイサンが夕日をバックに飛源に別れを告げるシーン。ズウィック監督が急きょ加えたものだったが、「ベテランでも難しい演技だったのに、本当に良かった」と絶賛。トムも「1テーク目から一生懸命で集中していてパーフェクトだった。感動したよ」と称えた。だが、当の池松が「覚えてないっすよ」と返すと、2人とも大爆笑だ。

 それでも池松は「2人に会わなかったら、俳優を続けていたか分からないし、東京にも出てこなかったかもしれない。2人の活躍を見ていると、僕もまだまだやれると思う」と感謝。新作も既に観賞し、「2人のタッグは僕にとって特別。エドが撮る格好いい男がひけらかさない正義というか、素晴らしいキャラクターと映画を生み出してくれた」と話していた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年11月8日のニュース