のん感動「心臓をギュッと掴まれて息を吸うのも忘れてしまうくらい」

アニメ映画「この世界の片隅に」ライブ付きプレミア試写会に登場したのん

　能年玲奈から改名した女優・のん（２３）が８日、都内で主人公の声を担当したアニメ映画「この世界の片隅に」（１２日公開）ライブ付きプレミア試写会に出席した。

　この日は主題歌を歌うコトリンゴ（３８）がテーマ曲「悲しくてやりきれない」と「たんぽぽ」の２曲を生演奏で披露。生歌を聴いたのんは感動の面持ちで「すごかったです。コトリンゴさんの声が聞こえた瞬間、心臓をギュッと掴まれて息を吸うのも忘れてしまうくらい…すごかったです」と話した。

　映画の舞台は１９４５年の広島。戦時中も前向きに生きていく主人公・すずをのんが熱演。呉にも初めて行ったことを明かし「すごく坂がたくさんあって、のぼり坂を体験してきました。すずさんは足腰が強い人だったんだなって想像できて楽しかった」と笑顔。地元の人とも触れ合ったことを明かし、「みなさんやさしくて、映画見ましたって方とお話できたんですが、方言がすごく自然だったって言っていただけて安心しました」とホッとした表情を浮かべていた。