マツケン苦笑い 増量姿「サモ・ハンではないですね」

[ 2016年11月8日 20:58 ]

大阪市内で舞台あいさつした松山ケンイチ(左)と森義隆監督

 俳優の松山ケンイチ(31)が8日、大阪市内で開かれた主演映画「聖の青春」(監督森義隆、19日公開)の試写会で舞台あいさつした。

 1998年に29歳の若さで死去した実在の天才棋士・村山聖さんを演じるために体重100キロを目指し増量した。ぽっちゃりした横顔が印象的なポスターは「今年1、2月に撮影した」というが、現在はすっかりスリムな体型に戻った松山。その落差に、ポスター写真が本当に松山かと司会者から確認されると、「(香港俳優の)サモ・ハン(・キンポー)ではないですね」と苦笑いした。

 当時はいていた大サイズの下着を今も愛用しているといい、「ズボンをはく時にパンツがずり上がってずっと食い込んでる」と告白し、笑わせた。森義隆監督も、松山の変ぼうぶりを振り返り、大阪市内での映画撮影中に騒ぎにならなかったのは、「(市民が)松山君だと気付かず、ちょっと太ったタレントさんがいるな~、ぐらいに思われていたのでは?」と笑った。

 この日は、村山さんの師匠で、松山に将棋指導も行った森信雄七段(64)が登壇。ロケ時に「村山君、と声を掛けそうになった」と松山の憑依(ひょうい)ぶりに太鼓判を押し、「18年ぶりに村山君に会えた気がしてうれしかった」と語った。森七段の口癖は「冴えんなあ」だが、撮影後に京都で“初対局”したという松山の麻雀の腕については、「冴えてましたよ」と明かした。 

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2016年11月8日のニュース