乙武洋匡氏、離婚成立…公式サイトで発表「家族にとって最善」

[ 2016年9月15日 05:30 ]

乙武洋匡氏
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 不倫騒動で夫人と別居中だった「五体不満足」の著者で作家の乙武洋匡氏(40)が14日、公式サイトで仁美夫人と離婚したことを発表した。所属事務所によると、9日に離婚届を提出。長男(8)次男(6)長女(1)の親権は仁美夫人が持つ。

 乙武氏は「妻・仁美さんとの離婚が成立しました」と「さん」付けにして報告。「私自身に至らない点が多々あった」とし「15年という長い歳月、家族のために尽くしてくれた彼女には感謝の念が尽きません」と続けた。3人の子供たちに対しては「父親としての責任をしっかり果たしていく所存です」と強調。今回の決断を「夫婦で話し合った結果、家族それぞれにとって最善との結論」と説明した。

 3月下旬に5人の女性との不倫が発覚。7月の参院選への出馬も模索していたが断念した。4月5日の40歳の誕生日パーティーでは仁美さんが「厚顔無恥な夫が申し訳ありません」とあいさつ。一度はやり直しに向かったが、6月から別居。育児と介護の両立で心身の疲労から仁美さんが別居を切り出したと一部で報じられた。知人によれば、この頃から離婚に向けて協議を続けてきた。

 不倫スキャンダル以降、乙武氏は休業状態。所属事務所は「決まったら何かしらの形でアナウンスするかもしれませんが、仕事再開の見通しは立っていません」とし、スケジュールは今もなお白紙のまま。近況を知る知人は「別居当初は憔悴(しょうすい)していたが、徐々に落ち着いてきている」と一時期の落ち込みからは回復している様子だという。

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