元コンシェルジュ起訴内容認める 福山雅治「事件前と同じ生活できなくなった」

[ 2016年9月8日 11:05 ]

 東京都渋谷区のマンションで、俳優で歌手の福山雅治(47)宅に侵入したとして、住居侵入罪に問われた48歳の女は8日、東京地裁の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役1年を求刑、弁護側は執行猶予を求めて即日結審した。判決は28日。

 冒頭陳述で検察側は、被告が福山のファンで、マンションのコンシェルジュとして働くうちに、部屋に入って私物を見たり触ったりしたいと考えるようになったと指摘。「夫妻の留守を確認し、勤務後いったん帰宅してサングラスや帽子をかぶってから合鍵で部屋に侵入した」と述べた。

 検察側は「犯人がコンシェルジュと聞いて恐怖を感じた。事件前と同じ生活ができなくなった」とする福山の調書内容も読み上げた。

 被告人質問で被告は「衝動的に福山のギターを見たい気持ちが高まった。たくさんの人に迷惑を掛け申し訳ない」と涙声で謝罪した。

 起訴状では、5月6日午後8時25分ごろ、福山宅の玄関ドアを合鍵で開けて侵入したとしている。

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2016年9月8日のニュース