小倉キャスター 文春掲載「資金源」証拠メールは「私の作り話」

[ 2016年9月8日 09:55 ]

「とくダネ!」の小倉智昭キャスター

 小倉智昭キャスター(69)が8日、MCを務めるフジテレビ「とくダネ! 」(月~金曜前8・00)に生出演し、前週に続き、この日発売の週刊文春で「覚せい剤俳優との『資金源』証拠メール」と報じられた件についてコメント。自身が、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された俳優の庄司哲郎(49)に送ったと報じられたメールの内容について、メール送信の事実は認めつつ「庄司との関係を修復しなければならないために送った作り話」と説明した。

 この日発売の週刊文春が、小倉キャスターが資金援助を繰り返していたとされる庄司に送った2013年2月のメールを掲載。庄司への莫大な送金額が国税庁の調査で問題になったことなど、事務所の内情が綴られていたと報じた。

 小倉キャスターは、庄司と、画家である庄司の父親の絵を購入しその代金を支払っていたこと、さらに、その父親が残した有名画家の絵を預かり、その対価として庄司に月々金を貸し出していたことを説明。しかし実はその作品が贋作だということが判明したことで「このままではだめ、関係を修復しなければいけないと思って、彼にもう(送金は)やめる」と庄司にメールを送信したという。その際、国税の査察が入ったことや1億円の追徴課税を課せられたことなどを記していたが、これらの内容は「作り話。作り話でもいいから庄司に考えてほしかった」とその理由を語った。

 「1対1のメールが世に出るとは思ってもみませんよ」と驚いた様子の小倉キャスター。文春の記者が自宅に訪れたことも伝え「余分な取材をさせてしまった」とし、最後は「ということで、誤解を生じさせてしまいました。あらためてここで説明させてもらいました」と淡々と話していた。

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2016年9月8日のニュース