宮根 ノイローゼ寸前の“落ちこぼれアナ”から這い上がり…今や「1位」に

[ 2016年9月8日 15:43 ]

フリーアナウンサーの宮根誠司

 フリーアナウンサーの宮根誠司(53)が、7日放送の「1周回って知らない話 初回2時間SP」(火曜午7・00)に出演。関東ではあまり知られていないという自身の“正体”について語った。

「僕の名前、宮根じゃなくて、ミヤネヤだと思われている。関西の落語家さんが番組やってる、と…」「僕は、大阪にあるテレビ局、朝日放送の局アナだったんです!」と苦笑しつつ自己紹介。

 もともと、アナウンサーになる気はなかったという宮根は「“テレビ局見学”気分で受けたのに」まさかの合格。しかし入社してからは苦労の連続で「研修でニュースを読まされると、トチるし噛むしで、短いニュースしか読ませてもらえない。2~3分のラジオのニュースしか。テレビなんてもってのほか。読んでは怒られて、練習してこいと言われて、また読んで怒られて…ほぼほぼノイローゼ状態ですよ。終わったな、アナウンサー無理だな、と思った」。

 チャンスが来たのは26歳の時。体調不良の先輩のピンチヒッターで「どうせ1回きりやと思てるから」と中継に行って好き勝手にふるまうと「オモロイ、ってなって。翌週からレギュラーになった」。着ぐるみ姿でロケに出て踊って見せたり、裸で露天風呂に浸かったまま中継したり、「局アナらしくない」お笑い芸人のような振る舞いとトークが評判に。一躍“お茶の間の人気者”となる。

 笑福亭鶴瓶(64)に可愛がられ、故・やしきたかじんさんには同局の社長に直談判で話しをつけられるなど、半ば強引に背中を押されるかたちで、フリーに転身。全国放送になった「ミヤネ屋」をはじめ、多数の番組で活躍中の売れっ子は、昨年「嫌いなアナウンサーランキング」で1位に選ばれたことについても「逆にいいですよね。注目されないより」と余裕を見せていた。

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2016年9月8日のニュース