博多大吉、1年間休業の真相明かす 華丸も回顧「寅さん思い出す」

[ 2016年6月19日 15:40 ]

博多華丸(左)と大吉

 お笑いコンビ「博多華丸・大吉」が19日放送の関西テレビ「マルコポロリ!」(日曜後1・59)に出演。1997年に大吉が1年間芸能活動を休業した際の真相を明らかにした。

 福岡吉本の1期生。博多温泉劇場での住み込み公演など厳しい時代を経て、4年目に地元のテレビ番組に出演するなどブレーク。福岡ではアイドル的人気を博すようになった。

 しかし、福岡吉本の所長が2代目に代わり、若手を優遇する方針に。また2代目所長はテレビ局との仲が悪かったことから、番組の企画会議などは事務所を通すことなく、華丸・大吉の2人と局とで行うようになっていたという。

 そんな中、大吉の米国留学企画が持ち上がり、番組の生放送で発表。しかし、寝耳に水だった所長は激怒。大吉は自宅待機を命じられ休業、番組も終了した。「1年間(米国に)行っていることになって。“実は行ってません”と報告する前に番組も終わってしまった」と大吉。かん口令が敷かれていたことから、華丸も「(大吉について)聞かれても答えられなかった」と当時を振り返り苦笑いした。

 それでも、この1年間の休業をきっかけに大吉がネタを作るようになり、結成16年目で東京進出を果たして現在の大活躍へとつながった。最後は華丸が「寅さんがハワイ行くことになって、実はそれは騙されていて結局とらやで隠れていたっていうエピソードを思い出す」。映画「男はつらいよ」の場面と重ね合わせて笑いを取ることも忘れなかった。

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2016年6月19日のニュース