さや姉“アモーレ”4位 てっぺんとれなかったけど呪縛解けた

[ 2016年6月19日 06:30 ]

4位の山本彩

AKB48第8回選抜総選挙開票イベント

 NMB48の山本彩(22)は前回より2万票近く票を伸ばし、自身過去最高の4位に輝いた。「得票数は愛そのもの。皆さんは私にとって“アモーレ”です」と笑顔。投票してくれた恩返しを「必死のパッチで頑張っていく」と関西弁で誓った。

 前回、前々回は6位。昨年8月に発売されたNHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌「365日の紙飛行機」ではAKBとして初のセンターを務め、今回は念願の“てっぺん奪取”も期待された。本人もV宣言していただけに悔しさを爆発させるかと思いきや、連続6位の「呪縛がとけて、今は凄く嬉しい」。ツイッターでも「感謝してもしきれません。幸せ。本当に本当に沢山の愛をありがとう。アモーレ」と喜びをつづった。

 4月には、NMBを1期生として共にけん引してきた“戦友”の渡辺美優紀(22)が卒業を発表した。主力の離脱に直面し、山本はAKBとの兼任解除を秋元氏に直訴。チームNキャプテン、エースとして個人よりNMBの発展を優先する覚悟を示した。

 「新しいNMBのメンバーの活躍の場を妨げるかも」と出馬を悩んだという今回、自身以外のNMB最高位は白間美瑠(18)の24位という厳しい結果。だが、13年の「AKBドラフト会議」で3チームの指名を受けNMBに加入した須藤凜々花(19)が前回までの圏外から44位に躍進し、“次世代”の芽は育ちつつある。

 山本は「(NMBを)1人で背負っているとは思っていない。寄り添ってくれる頼もしいメンバーがいる」と強調。「他の魅力あるメンバーにも目を向けて」とやはり、自身よりNMBのアピールに徹していた。

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2016年6月19日のニュース