さしこ史上初連覇で君臨宣言「行けるところまで行きたい」

[ 2016年6月19日 05:30 ]

1位が決まった瞬間、ガッツポーズの指原莉乃

 AKB48の第8回選抜総選挙の開票イベントが18日、新潟市のハードオフエコスタジアム新潟で行われ、HKT48の指原莉乃(23)が史上初の2連覇を達成した。史上最高の24万3011票を獲得。計3回の戴冠も史上初で、前田敦子(24)、大島優子(27)も到達できなかった領域に足を踏み入れた。終了後の記者会見で「3連覇、4連覇と続けていきたい」と強い意欲を示した。

 2位の渡辺麻友(22)に6万7398票もの大差。AKB48グループは指原の「超一強時代」に突入した。

 終演後、記者会見場に姿を見せた指原は喜びいっぱい。連覇の理由について「ファンの方にウソをついていない自信があります。好きな人がいる時は好きな人がいると言っちゃう」と正直さを強調。「週刊文春に書かれない?」との問いは「100アモーレいるので困っています」と冗談でかわした。卒業について問われると「いま幸せなので全く考えていない。なるべく長くいたい」と笑顔。総選挙についても「行けるところまで行きたい。できれば3連覇、4連覇と続けていきたい」と意気込みを示した。

 記録的には前田、大島超えを果たしたが「まだそうは思いません」とあくまでも謙虚な姿勢。「あっちゃんと優子ちゃんから連絡が来た。優子ちゃんが“かっこいい”、あっちゃんはボイスメッセージで“花束を届けられなくてごめんね、おめでとう”と言ってくれた」と明かした。

 史上空前の得票と連覇。その類いまれな実力は最近のテレビ出演に表れている。今月11~17日までの1週間に総選挙関連以外で出演した番組はNHK「指原(さし)ペディア」、フジテレビ「SMAP×SMAP」、日本テレビ「今夜くらべてみました」、フジ「VS嵐」、TBS「ラストキス~最後にキスするデート」など10本以上。週に1、2本程度が普通の他のメンバーを圧倒しており、関係者は「まさに“テレビで指原を見ない日はない”という状況。トークが上手でグループ内でもタレント力が際立っているが、それがテレビ業界でも重宝されている」と話した。

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2016年6月19日のニュース