「ゆとりですがなにか」別れ惜しみ撮了、最終回は衝撃の展開?

[ 2016年6月19日 12:30 ]

花束を手に笑顔の(前列左から)少路勇介、岡田将生、矢本悠馬と(後列左から)安藤サクラ、柳楽優弥、松坂桃李(C)日本テレビ

 俳優の岡田将生(26)が主演を務める日本テレビ「ゆとりですがなにか」(日曜後10・30)がクランクアップし、19日に最終回を迎える。クドカンこと宮藤官九郎(45)が脚本を手掛け、ゆとり世代の苦悩をリアルに描き話題となっている人間ドラマ。いよいよエンディングへと進むが、そこはやっぱりクドカン作品。最後まで予想のつかない衝撃の展開が待っている。

 ドラマは本物のゆとり世代の視聴者だけでなく、昭和生まれなど幅広い年齢層からも高い評価を獲得。芸能界でも女性3人組ユニット「Perfume」はラジオ番組で今期ハマっている作品に挙げ、お笑い芸人で映画監督として活躍する品川祐(44)もブログに「『ゆとりですがなにか』が好きで毎週楽しみに観ていました」とつづるなど注目を集めている。

 主演の岡田とともにゆとり第一世代を演じた松坂桃李(27)柳楽優弥(26)ら豪華共演陣は撮影を通じて意気投合。SNSでは度々現場での“仲良しショット”がアップされ、オールアップ後に松坂は「なんと言うか、こんなに寂しい気持ちになる現場は中々ありません」と悲しんだ。安藤サクラ(30)も「全身に宝物が詰まっている感じ。幸せだけど寝ぐるしい。ご縁に感謝」とキャストやスタッフへの思いを明かした。

 最終回では正和(岡田将生)と茜(安藤サクラ)の結婚式が近付くが、茜の微妙な態度に不審を抱いた正和は、元上司である早川(手塚とおる)との関係を尋ねる。茜は早川と一夜を共にしたと告白。正和は激しく動揺する。そして結婚式当日。正和と茜は神社へ向かうが、その途中で正和が「今は無理!」と言って逃げ出してしまうという仰天の展開に。

 児童たちへの性教育の授業を間近に控えた童貞の山路先生(松坂)、再び植木職人の見習いとして働き始めたまりぶ(柳楽優弥)、果たしてハッピーエンドは訪れるのか…。宮藤が続編について「みなさん登場人物のその後が気になるようなら、10年後とかにやりたいですね」と語っていたように、綺麗には終わらない結末が待っているかもしれない。

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2016年6月19日のニュース