テレ朝会長 橋下氏バラエティー復帰SP番組視聴率に「微妙な判断」

[ 2016年3月29日 15:51 ]

橋下徹前大阪市長(左)と羽鳥慎一アナウンサー

 テレビ朝日の定例会見が29日、東京・六本木の同局で行われ、早河洋会長兼CEO(72)が昨年12月に政界を引退した橋下徹前大阪市長(46)とフリーの羽鳥慎一アナウンサー(44)が初タッグを組む新番組「橋下×羽鳥の新番組!(仮)」(4月11日スタート、月曜後11・15)について言及した。

 同番組は23日に放送された3時間のスペシャル番組「橋下X羽鳥“新番組”始めます!!橋下徹が8年ぶりバラエティー復帰!3番組に挑戦!!」の番組内容の反応を受け、レギュラー放送の内容を決めるとされていた。

 SP番組の視聴率は9・9%と振るわず、早河会長は「非常に視聴者の微妙な判断だったという気がします」と苦笑。内容に関しても「ちょっと準備不足でバタバタと作ったのが見える中身だった」と制作側に苦言を呈した。ただ「そこから(夜)11時台のレギュラーに持っていくということなので、2番目の『日本のこんなところおかしくないですか?』というコーナーは僕個人は深夜には合うのではと思った。いろいろな侃々諤々(かんかんがくがく)の文化論を、ふさわしいキャラクターを集めて展開すると面白いと思う」と新番組への持論を展開しつつも「こればっかりは制作スタッフがやってもらえればと思う」と制作陣の奮起を期待した。

 吉田慎一社長(66)は「題目にあるように、まだ仮称。個性が強い2人なのでどういうふうに化学反応が起きるかを試していると、この前の番組は拝見した。その中から何を見出していくかを楽しみしている」と期待を寄せた。

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2016年3月29日のニュース