テレ朝会長 清原被告保釈ネット生中継に手応え「いい教材となった」

[ 2016年3月29日 16:31 ]

多くの報道陣が待ち構える中、警視庁を出る清原被告を乗せたと思われるワンボックスカー

 テレビ朝日の定例会見が29日、東京・六本木の同局で行われた。早河洋会長兼CEO(72)が4月11日に本開局する無料インターネットテレビ局「AbemaTV(アベマティーヴィー)」で元プロ野球選手・清原和博被告(48)の保釈の模様を緊急生配信し、大きな反響があったことを明かした。

 清原被告は覚せい剤取締法違反(所持、使用)罪で起訴され、17日に保釈された。この模様を「AbemaTV」の24時間ニュースチャンネル「AbemaNews」で警視庁本部前から5時間の生中継で放送した。

 早河会長は「デイリーアクティブユーザーが急上昇した。通常の3倍以上に跳ね上がった」とし、「大変いい教材になった」とした。番組の制作は同局の報道局を中心に行っているため、「地上波は番組が並んでいるので、緊急編成する際はいろいろと制約がある。そういう意味では自由に思い切ってできるという意味では、報道面での地上波の連携という意味ではいい武器になると思う」と続けた。

 長時間の生配信に適した題材を尋ねられると「岐阜のシマウマ」とし、愛知県瀬戸市にある三国ウエスト農場で脱走し、溺死したシマウマの逃走劇を挙げていた。

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2016年3月29日のニュース