岡田准一が語る3つの被災地への思い…「力になれる男になりたい」

[ 2016年3月8日 10:47 ]

岡田准一主演の映画「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」

岡田准一インタビュー

 主演映画「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」(12日公開)で、日本映画で初めて世界最高峰エベレスト(8848メートル)でのロケに挑んだV6の岡田准一(35)。撮影直後の昨年4月にネパール大地震が発生。95年には大阪府の自宅で阪神大震災に遭い、生き方を考える大きなきっかけになった。東日本大震災から5年の節目に、命懸けで撮影した映画を通じ、被災地にも力を届ける。

 「復興では一歩一歩が大事だとみんな分かっているけど、なかなか進まなかったり、絶望にうちひしがれることもあると思うんです」。東日本大震災の被災地で炊き出しも行った岡田は、そう気遣った上で言葉に力を込めた。「そういう時に力になれるような仕事ができたらという思いをずっと持っています」

 3・11当日は、翌12日に公開予定だった主演映画「SP 革命篇」の宣伝のため都内でテレビ番組にはしご出演しており、休憩中に地震に遭遇。映画の公開は2週間延期された。直後に開催されたジャニーズ事務所の募金イベントに参加し、5月にはV6のメンバーと岩手県大船渡市を訪れ、炊き出しなどを行い被災者を元気づけた。

 地震で人生観が大きく変わった経験を持つ。14歳の時に大阪府枚方市の自宅で阪神大震災に見舞われ「尋常じゃないパニックの声を出していた姉貴に“うるさい”って言ってしまったんです。それを凄く反省しました」。まだ中学2年だったが、両親が離婚して母子家庭で育ち、男は自分一人。「そこから男としてどう生きるのか、そういう時にどんな言葉が言えるのかを考えるようになりました」と振り返る。

 さらに、昨年3月から「エヴェレスト…」のロケを行っていたネパールで、撮影を終え帰国した直後の4月25日に地震が発生。周辺国も含め8900人超が犠牲となり、首都カトマンズの歴史的建造物も倒壊し「直前までいたのでショックを受けました」。

 東日本大震災から5年後に再び3月12日が主演映画の公開日となる巡り合わせに「希望を奪い、恐怖を生み出す地震というものを身近に感じる経験を3回しました。映画では地震が起こる前のカトマンズが映っているし、この映画はいろいろな方にささげるという思いを個人的に持っています」としみじみと話した。

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