女子高生バンド「яeaL」メジャーデビューへ意気込み「がむしゃらで」

[ 2016年3月8日 08:33 ]

千林商店街ともコラボする「ЯeaL」の(左から)Fumiha、Aika、Ryoko、Yurika

 大阪の現役女子高生4人組バンド「ЯeaL(りある)」が9日、シングル「秒速エモーション」でメジャーデビューを果たす。キュートな外見や歌声に反し、「アイドル扱いされたくない!」というロック魂と、体育会系の猛練習が生んだ骨太サウンドが売り。大阪・千林商店街との強力コラボも実現し、浪速から音楽界に新たな風を吹き込む。

 メンバーは卒業間近の高3生で昨年には、オーディションで夏フェス「サマーソニック」の出演権を奪取した実力派。昨年1月に「Silent Siren」が成し遂げたガールズバンド最速のデビュー2年2カ月での日本武道館公演の記録更新が目下の目標だ。

 デビューを機に大阪・千林商店街とのコラボが決定した。テーマ曲を手掛け、アーケードには「ЯeaL」のフラッグを掲示する。過去には同商店街をブレーク前の小籔千豊(42)やお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」が訪れた後、全国区の人気者になり、“千林でロケした芸能人は売れる”というジンクスもあるという。

 リーダーでボーカル・ギターのRyoko(18)は「行くと温かい声援をくれ、大阪がやっぱり好きと思える場所。ジンクスにもあやかりたい」と笑った。ドラムのAika(18)は「母親が商店街で靴を買ったり、よく行ってる。“凄いやん!”って喜んでくれた」と明かした。

 デビューに至るまではRyokoのプラン通りに進んだ。中3の結成時に未来年表を作り、高3の欄に“デビュー”、高1と高2の欄には知名度向上への作戦を書いた。「絶対有名になる。本気でやれる?」とメンバーに覚悟を問い、夏休みは朝から晩までスタジオにこもって練習。自らライブハウスと交渉し、夜行バスで東京や名古屋に行って公演するなど、計画を着々と実行し、目標を達成した。

 音楽のことになると熱くなる4人はデビュー曲の製作時にも大げんか。だがそのお陰でさらに結束が固まり、こん身の自信作が完成した。デビューを前に、ベース・Fumiha(18)は「不安が大きい」と本音ももらしたが、「卒業してバンドに集中できる。4人ならなんとかなる」と笑顔。ギターのYurika(18)も、「やっとスタートラインに立てる。ここから全力疾走します」と誓った。

 今月27日には大阪城音楽堂(通称大阪野音)でデビューライブを行う。1年前のライブ動員数の10倍となる3000人のキャパに、4人は「無謀」と口をそろえたが、「高校生最後のがむしゃらで青いステージを見て」とアピール。メークや髪型が乱れてもお構いなしの激しいライブは見ものだ。Ryokoは「年表のずっと先の方にある目標はワールドツアー。その第1歩が大阪野音です」と、力強く宣言していた。

 ◆ЯeaL ボーカル・ギターRyoko(1997年12月12日、大阪府出身)、ギターYurika(97年8月12日、三重県出身)、ベースFumiha(97年8月30日、大阪府出身)、ドラムAika(98年2月11日、大阪府出身)で2012年12月8日に大阪で結成。14年7月に大阪・ROCKTOWNで初単独公演。

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