槇原敬之 関テレの社歌「超えろ。」書き下ろし「気に入っている」

[ 2015年3月16日 18:19 ]

関西テレビの社歌を書き下ろした槇原敬之

 大阪出身の歌手・槇原敬之(45)が関西テレビ(大阪市北区)初の社歌を書き下ろした。16日、改編会見で発表された。タイトルは同局の新しいブランドコンセプトと同じ「超えろ。」で、アップテンポなナンバー。30日からのキャンペーンCM「超えろ。カンテレ」や新ニュース番組「ゆうがたLIVE ワンダー」(30日スタート、月~金曜後3・50~7・00)のテーマソングとしても使われる。槇原が関西ローカル番組のテーマソングを書き下ろしたのは初。

 視聴率争い3位からの巻き返しを図るため「関テレ」「KTV」など混在していた呼称を「カンテレ」に統一。同局制作ドラマの主題歌を手掛けるなど縁の深い槇原に、従来なかった社歌の作詞作曲を依頼した。

 槇原は「曲を書くにあたって、今回、カンテレさんの社員の皆さんの想いとして『超えろ。』というテーマで考えているということを見せていただいた時に、すごくその言葉が響いて。そのまま『超えろ。』という曲を書かせてもらったので、一緒に作らせてもらったような感覚です」とコメント。

 「社員の皆さんがこんなことを考えながら仕事をしていたら、どんなに素敵な会社になるだろう、と思いながら作ったのですが、社員の皆さんだけでなく、そんなスピリットを持った人たちが作る番組を観るテレビの前の皆さんにも、日々感じるジレンマや馴れ合いとかに対して『やっぱりこれじゃいけないんだ』と思ってもらうきっかけになるような歌にしたかったのですが、自分の曲の中でもありそうで、なかった曲になったので、とても気に入っています」とアピール。

 「大阪で毎日、夕方に僕のこの曲が流れることになるなんて、本当にうれしいです」と喜びながら「『ドン、ドン』って、ずっとちっちゃい太鼓を叩いている、そんな応援歌っぽい感じなので、毎日この曲をテレビで聴いてくださる関西の皆さんに、そしてカンテレの社員の皆さんに、僕のエールが届けばいいなと思っています」と話している。

 「ゆうがたLIVE ワンダー」には藤本景子アナウンサー(37)が1年半ぶりに産休・育休から復帰。「槇原さんが関西テレビのために曲を書いてくださったということだけで、胸がいっぱいです。自分の背中を押してくれるような歌で、毎日この歌を聞いてお仕事を始められるというのはとても幸せです」と語った。

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