村上虹郎は独自路線 父・村上淳を尊敬も「目標にはしていない」

[ 2015年2月15日 12:58 ]

WOWOW「連続ドラマW 天使のナイフ」ヒット祈願を行った(左から)村上虹郎、北村匠海、清水尋也

 俳優の村上淳(41)と歌手のUA(42)を両親に持つ俳優の村上虹郎(17)が15日、東京・元赤坂の豊川稲荷東京別院にて行われた小出恵介(30)主演のWOWOWドラマ「連続ドラマW 天使のナイフ」(22日スタート、日曜後10・00)のヒット祈願を共演の清水尋也(15)、北村匠海(17)とともに行った。

 昨年、映画「2つ目の窓」(河瀬直美監督)で鮮烈なデビューを飾り、本作がドラマ初出演。「初ドラマで、初めて同世代の男子と絡めて、新鮮でうれしかった」と笑顔。両親にも出演の報告はしたというが、「報告はしまたけど、特には(なかった)。ああ、そうなんだって」とともに薄めのリアクションだったという。

 父が出演していたこともあり、「WOWOWのドラマはいつも見ていたので、いつかやりたいと思っていた」という虹郎。「思えばいいんだと自信につながりましたね。WOWOWは民放のドラマとも違うと思うんです。映画とドラマの中間みたいな…役柄も独特だったし、新鮮でしたね」と話した。

 好きな俳優は故リヴァー・フェニックスだが、目標とする俳優は「まったくいません」とキッパリ。「現場では年上、年下関係なく尊敬は常にしています」としつつ、「父も尊敬はするけど、目標にはしていないですね」とサバサバと答えた。

 ドラマは江戸川乱歩賞を受賞した薬丸岳氏の同名小説が原作で、少年犯罪によって守られた少年たちの真の更生、贖罪について問いかけるミステリー。村上は小出演じる主人公の妻を13歳の時に殺した少年Cを演じる。小出との共演も多いが、「去年の仕事納めと今年の仕事始めが小出さんとの2人芝居だったので感慨深かったですね。今度はまた全く違う役で共演したい」と話した。

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