永尾まりや AKB6年目、脱「未完の大器」へ何を狙う?

[ 2015年2月15日 11:00 ]

ファンのハートを射貫く永尾まりや

 AKB48の永尾まりや(20)が今年1月に千葉・芝山町観光親善大使に就任し、町のPRにいそしんでいる。一昨年に現地を訪れたのがきっかけで要請され「私自身の知名度を上げることで町の知名度も上げることができれば」と意欲満々だ。最近はモデルとしても漫画誌やファッション誌などのグラビアを次々と飾る大活躍。グループ屈指の「未完の大器」に迫った。

 ――親善大使になったきっかけは一昨年11月の「芝山はにわ祭」だったとか?

 「一昨年の秋に、ご縁があって芝山町に行ったんですけど、その時に古代人の衣装を着て撮影した写真が、はにわ祭で展示されたのがきっかけですね。昨年は、はにわ祭にも参加しました」

 ――それまでは、はにわに接する機会なんてなかったでしょう?

 「はい(笑い)。芝山町に行くと、道の途中に、はにわが飾ってあって、かわいいんです。小さいのから大きいのまでいて、だんだん、いとおしく思えてきちゃって、今は家の玄関にも飾ってあります」

 ――町の人たちは永尾さんのことを知ってた?

 「知らない人も多かったですね。“AKBの人なんだ!?”みたいな感じで」

 ――大使としてはどんな活動を?

 「今月3日の節分には芝山町に豆まきに行きました。これから月に1回は行きたい。私自身の知名度を上げることで町の知名度も上がってくれたらいいな」

 ――最近はモデルとしての活動も顕著ですが、トイガン(遊戯銃)の情報誌の表紙も飾っていましたね!?

 「猟銃・空気銃所持許可証を取ったので、出させていただきました。何か免許を取って、それを仕事につなげるのが目標の一つです。昨年はスキューバダイビングのライセンスも取って、ダイビングの雑誌にも出させていただきました」

 ――勉強が好き?

 「勉強は全然できないんですよ(笑い)。だから、銃の試験は1回落ちたんです。スタッフさんには“もう一回受けても落ちる”と思われていたんですけど、その空気を読んで一生懸命勉強しました。中学受験を思い出しました」

 ――勉強のかいがあってトイガンを持つ姿がとてもりりしかったです。

 「カメラマンさんには“構えができてる”って褒められました。ちゃんと実技をやっていて良かったです。自分で言うのも何なんですけど、思ったより爽やかな感じに撮れていました」

 ――次は?

 「前からカラーコーディネーターの資格を取りたいと思っていたので、それを目指します」

 ――もともとアイドル志望ではなかった永尾さんですが、最近ようやくアイドルの魅力も見つけたそうですね?

 「この前のリクエストアワーで、ステージのひな壇からファンのみなさんを見ていて、感動したんです。みなさんが推しメンの子を必死で捜しているところや、推しメンが出てきて感動して泣いているところを見て、こんなにも熱い思いで応援してくださっているんだと思いました」

 ――やっと気づいたんですか?

 「AKBに入ってもう6年目になるんですけど、ようやく(笑い)」

 ――最近は仲の良い同期の島崎遥香さんと話したりもしますか?

 「よく、(中村)麻里子と3人でご飯を食べに行きます。リクエストアワーの時も、ぱるるは“マジすか学園4”の撮影で忙しかったんですけど“行こうよ”って誘ってくれて、3人で食事しました」

 ――どんな話をするんですか?

 「この前は“私たち、大人になったね”って話をしました。見た目もそうなんですけど、話すこととか考えていることとかが…」

 ――確かに以前より大人になったと思います。

 「そうですよね!?(笑い)。いろんな仕事に打ち込んで頑張っていきたいと思います」

 ◆永尾 まりや(ながお・まりや)1994年(平6)3月10日生まれの20歳。神奈川県出身。2009年9月、AKBの9期生オーディションに合格。もともと芸能界志望ではなく、母親が応募したものだった。13年5月発売の「さよならクロール」で、シングル表題曲の歌唱メンバーに初選抜。チームK所属。現在はモデル志望で女優業にも興味津々。血液型O。身長1メートル58。愛称・まりやぎ。

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