談志&枝雀 31年前の“奇跡の対談”DVDでよみがえる

[ 2015年2月15日 08:33 ]

3月18日に発売される3枚組DVDーBOX、花王名人劇場「立川談志×桂枝雀」でよみがえる談志さん(右)と枝雀さん

 東西落語界のレジェンド・立川談志さんと桂枝雀さんが復活!80年代のお笑いブームの火付け役となったテレビ番組「花王名人劇場」で放送された“奇跡の対談”がDVDでよみがえることになった。

 対談は1983年7月24日放送分。オンエアされたのは6分ほどだが、DVDでは約20分の未公開ノーカット版を収録した。浴衣姿の両名人が縁側風の舞台に登場しただけで、観客は爆笑状態。談志さんが、対談後に枝雀さんが披露する予定だった落語のオチをばらしてしまい、ビミョーな空気が流れる場面もある。

 客が高座に求めているものについて2人は「温かい気持ちになってもらう」(枝雀さん)、「問題提起し気持ち悪くさせる」(談志さん)と好対照の意見。当時の番組プロデューサー・澤田隆治さんは「談志さんがつっかかって、枝雀さんが“ははは…”とごまかして対談はかみ合っていないように見えますが、お互い実力を認め合ったからこその雰囲気」と振り返った。

 2人の対談はこの時限り。映像は澤田さんが代表を務める東阪企画が保存していたもので、DVD化に当たっては2人の遺族の許可を得たという。

 お笑い界には枝雀さんの大ファンを公言するダウンタウン・松本人志(51)や、談志フリークの爆笑問題・太田光(49)以外にも、強く影響された人も多数おり、発売元ポニーキャニオンの西秀一郎プロデューサーは「現代のお笑いを知る上でも、貴重な資料となるはず」と太鼓判を押す。

 DISC2と3には、2人の落語各3席を収録。3枚組みDVD―BOX(本体価格1万1400円)は3月18日に発売。

 ▽花王名人劇場 1979年10月~90年3月まで毎週日曜午後9時からフジテレビ系で放送されたバラエティー番組。落語、漫才だけでなく、同枠でドラマ「裸の大将放浪記」を放送。上方落語の爆笑王だった枝雀さんは、番組出演を機に全国区へ。横山やすし・西川きよし、ザ・ぼんち、B&Bなど人気漫才師を輩出し、80年代のお笑いブームのけん引役となった。

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