官兵衛史跡巡り熱望 岡田准一「みんなで行こうかと話が出てます」

[ 2014年10月14日 11:39 ]

 岡田准一(33)主演のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」は9月29日に全ての撮影を完了した。中谷美紀(38)演じる光(てる)、松坂桃李(25)演じる長政に見守られながら病床の官兵衛が目を閉じるとスタジオは拍手に包まれた。

 岡田が待望するのがドラマに登場した史跡巡り。「中津城に行かないといけないし熊本城も」。もちろん6月中旬に「平成の大修理」で化粧直しを終え、大天守が姿を現した姫路城は筆頭候補だ。

 新装なった姫路城は地元住民やネット上で予想以上の「白さ」が話題になった。白鷺城が白すぎないか、と。「昭和の大修理」から半世紀、黒ずんだ壁や瓦のつぎ目のしっくいが塗り替えられたためで今後、カビの繁殖やほこりなどの汚れで黒ずんでいく。

 「今が造られたときのまさに白鷺城じゃないでしょうか」

 歴史好きの価値観はシンプルに“今しか見られないなら今、見たい”だった。

 クランクアップには先に撮影を終えていた竹中直人(58)らがお祝いに駆け付け、岡田は共演者からなぜか次々キスを受けた。「撮影が終わってみんなで官兵衛参りに行こうかと話が出てます。お墓とか」。どれほど豪華メンバーのツアーになることだろう。

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