熊切監督「やりたい放題やった」浅野31年ぶり快挙「うれしい」

[ 2014年6月29日 00:37 ]

「私の男」の1場面(浅野忠信と二階堂ふみ)(C)2014「私の男」製作委員会
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 世界4大映画祭の1つ「第36回モスクワ国際映画祭」の授賞式が28日午後6時(日本時間同日午後11時)から行われ、コンペティション部門に日本から唯一、出品された「私の男」(監督熊切和嘉、公開中)が最優秀作品賞(グランプリ)主演の浅野忠信(40)が最優秀男優賞に輝き、ダブル受賞の快挙となった。

 日本映画が同映画祭で最優秀作品賞に選ばれたのは1999年、新藤兼人監督の「生きたい」以来15年ぶり。最優秀男優賞は83年「ふるさと」(監督神山征二郎)の加藤嘉以来31年ぶりの偉業となった。

 桜庭一樹氏(42)の直木賞受賞作を原作に、震災孤児の少女・花(二階堂ふみ)と彼女を引き取った遠縁の男・淳悟(浅野)との「禁断の愛」を描く。

 ▼熊切和嘉監督 映画監督になって15年になりますが、結果的に「私の男」が今までで一番「やりたい放題」やらせていただいた映画でした。映画を志していた少年時代に抱いていた想いが確信に変わりました。これからは、より気合を込めて「やりたい放題」やっていこうと思います。スタッフ、キャストはじめ、この映画に関わったすべての人に感謝致します!本当にありがとうございました。

 ▼浅野忠信 とてもうれしいです!この作品に対しての意気込みや思い入れは誰にも負けないものでしたし、役作りに関しても与えられた時間を生かし、見えてくるものが大きかったため、力が入ってました。正直思い入れが強すぎて、焦ってしまったり、熱くなりすぎてしまうことがありました。まさか、こんな形で報われるとは思っていなかったので、今は素直に皆さんに感謝しております。自分はまともでない時もありますが、自分の好きなことに対しての情熱を強く信じております。ですから、どうかこれからも見続けていただけるとうれしいです。

 ▼二階堂ふみ 熊切監督、おめでとうございます。浅野さん、おめでとうございます。映画「私の男」おめでとうございます。モスクワの地で、この作品が評価されたことを幸せに思います。この作品に関われたことを誇りに思います。

 ◆熊切 和嘉(くまきり・かずよし)1974年9月1日、北海道帯広市出身の39歳。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業。卒業制作「鬼畜大宴会」が「第20回ぴあフィルムフェスティバル」準グランプリを受賞し、話題に。監督作は「空の穴」「アンテナ」「ノン子36歳(家事手伝い)」「海炭市叙景」「夏の終り」など。

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