大澄賢也 斎藤晴彦さん訃報にショック…演劇界から追悼の声

[ 2014年6月29日 13:45 ]

大澄賢也

 俳優の大澄賢也(48)が28日深夜、自身のブログを更新。27日に亡くなった俳優の斎藤晴彦さん(享年73)をしのんだ。演劇界からもツイッターで追悼の声が相次いだ。

 大澄は「突然のことで、かなり落ち込んでいます」とショックを受けた様子。2002年に舞台「伝説の女優」、NHK教育テレビの音楽教養番組「クインテット」で8年間、共演した。

 「自分が出演した舞台は必ず見に来てくださり『賢也はいいよ。よかったよ』と、いつも温かい言葉で自信をつけさせてもらいました。本当に誰に対しても変わらない優しいお人柄で接してくださいました。もうお会いできないと思うと…つらいですね。願いが叶うなら、もう一度、舞台でご一緒したかったです。本当に残念です」と悲しんだ。

 斎藤さんの代表作「放浪記」「レ・ミゼラブル」が上演された東京・帝国劇場。大澄は29日、同所でミュージカル「シスター・アクト~天使にラブ・ソングを~」に出演。「これも何かご縁のような気がして、きっと天国から見ていただいてると思い、しっかりと舞台に立ちたいと思います」と熱演を誓った。

 俳優の山西惇(51)?は「台詞のままに歌うテクニック。黒テントで停電のハプニング発生の際の大人の対応。あこがれの先輩がまた1人。さみしすぎます。心よりご冥福をお祈りします」と悼んだ。

 ミュージシャンのROLLY(50)は04年、ミュージカル「オバラ座の怪人二十面相」で共演。「私がよく言う『いやらしい子!』はここが原点!クラシック音楽の替え歌は斎藤氏の十八番で、私に多大なる影響を与えた偉人でした」と称えた。

 劇団「ナイロン100℃」を主宰する劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(51)は「また一人、いつかご一緒したかった俳優さんが逝ってしまった」と悔やんだ。

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2014年6月29日のニュース