小田和正 発売前の曲披露 2年ぶり全国ツアースタート

[ 2014年6月29日 05:30 ]

和歌山ビッグホエールで約2年ぶりの全国ツアーをスタートさせた小田和正

 小田和正(66)が28日夜、和歌山市の和歌山ビッグホエールで、約2年ぶりの全国ツアーをスタートさせた。10月29日まで全国18会場36公演で計約25万人を動員する予定。「新アルバムを引っ提げてのツアー」と銘打ったが、大力作となった「小田日和(おだびより)」の発売は来月2日で、この日の観客はアルバムを聴かないまま会場に足を運ぶことになった。

 最初の曲は新アルバム1曲目の「そんなことより 幸せになろう」。ネット上では既に先行配信されているものの、年配が中心のファンにとっては、ほぼ初耳の曲だった。しかし、逆に言えばプレミア感いっぱいで、客席を埋めた約6000人の観客はライブ初披露の新曲に酔いしれた。

 小田は「新しいアルバムを出しました!と言いたいところですが、出てません。とっても後ろめたいですが…」と苦笑いであいさつ。「いつもは曲の説明はしないけど本日はちょっとずつ説明したい」と続けた。

 3年2カ月ぶりとなるファン待望のアルバムの発売は来月2日。この日、歌唱した27曲のうち10曲がアルバム収録曲。関係者は「できればツアー開始の1週間くらい前に発売したかったが、作品づくりを優先した」と説明した。何よりも作品の質を重視する小田らしい展開だ。

 小田の亡くなった母親の出身地でもある和歌山での公演は、97年9月以来約17年ぶり。ツアーの幕開けにこの場所を選んだのは「しばらく行っていない会場に行けないか…」という思いから。今回のツアーには、小田にとっては小規模な収容2000人弱の岐阜の会場も含まれている。
 「ラブ・ストーリーは突然に」「キラキラ」などのヒット曲も披露し、ウクレレ演奏にも初挑戦。66歳になっても相変わらず、会場中の花道ステージを走り回り「何があっても責任を持って“小田日和”のまっただ中に連れて行きたい」と張り切っている。次の会場となる沖縄(来月5、6日)の観客はアルバムを聴いてからコンサートを楽しめる。

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