米朝 憔悴…車いすで見送る 妻・中川絹子さん告別式

[ 2014年6月29日 05:30 ]

中川絹子さんの葬儀が営まれた尼崎市内の会場

 落語家で人間国宝の桂米朝(88)の妻で、27日に心不全のため死去した中川絹子さん(享年88)の葬儀・告別式が28日、兵庫県尼崎市内で営まれ、月亭八方(66)ら約250人が参列した。通夜と同様に車いすで姿をみせた米朝は、憔悴(しょうすい)気味の面持ちで立ち会った。

 喪主の長男・米団治(55)は10数年前からパーキンソン病を患っていた絹子さんについて、「舞踊の舞台で拍手を受けるのが何より好きだった。足が弱り“何で踊られへんの”と悔しがる母をなだめると、“あんたに私の気持ちは分からん”と言われた」と回想。「27人の内弟子を育て、60人を超える一門のお母さんでした。米朝の陰に日なたになり、時に矢面に立った気丈な母の最期はとても穏やかな顔だった」と語り、涙を誘った。

 絹子さんは幼少時から日本舞踊などをたしなみ、1940年には大阪松竹少女歌劇団(現OSK日本歌劇団)に入団し「駒ひかる」として男役で活躍。米朝とは58年4月に結婚した。式場では、同歌劇団を象徴する曲「桜咲く国」が流された。

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