ピエール瀧 善人役は不向き?「もともとダークサイド」

[ 2014年1月23日 05:30 ]

<ブルーリボン賞>助演男優賞を受賞したピエール瀧

第56回ブルーリボン賞 助演男優賞

 助演男優賞は「凶悪」の死刑囚などを演じたピエール瀧(46)が獲得した。明るみになっていない殺人事件を獄中から告発する役。日常の延長で殺人をするような底知れぬ怖さがある。

 「最も怖い場面をピークにして、そこまでの演技を組み立てた」と明かす。本業は過激なパフォーマンスで知られるテクノバンド「電気グルーヴ」のボーカル。最近は善人役が多かったが「もともとダークサイドの人間ですよ」とニヤリ。

 演技で自己表現する欲はない。「作品全体に恐怖というエフェクト(効果)を加える役。その姿勢は仮に主演であっても変わらない」とミュージシャンらしい言葉で強調した。

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2014年1月23日のニュース