黒木華 度胸満点の23歳「必要あれば濡れ場も」

[ 2014年1月23日 05:30 ]

<ブルーリボン賞>新人賞を獲得した黒木華

第56回ブルーリボン賞 新人賞

 新人賞には黒木華(23)が選ばれた。華と書いて「はる」と読ませる。一足早く春が訪れたようだ。「舟を編む」で辞書編集部に異動してきた編集者、「草原の椅子」で虐待を受けた子供を引き取って育てようとする女子大生、そして「シャニダールの花」ではセラピストと、色合いの違った役を巧みに演じ分けた。

 09年に野田秀樹氏(58)の目に留まり、翌年の舞台「表に出ろいっ!」では野田氏、故中村勘三郎さんとの3人芝居にも起用された。「大真面目でふざけているうちにそれがいいものになっていく。その過程を見られたのが楽しかった」と刺激を受けた。

 「子供好きなので幼稚園の先生とか、殺人犯なんかもやってみたい。必要があれば濡れ場だって」と度胸も満点。山田洋次監督(82)の「小さいおうち」の公開が控える。

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