北大路欣也“時代劇仕込みの殺陣”イメージ一新、普通のおっさん好演

[ 2014年1月23日 08:15 ]

「三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~」で“殺陣”を披露する北大路欣也(C)テレビ東京

 北大路欣也(70)が主演するテレビ東京の連続ドラマ「三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~」(金曜後7・58)で“時代劇仕込みの殺陣”を披露している。

 「図書館戦争」などの人気女性作家・有川浩さん(41)の同名小説を映像化。昔の悪ガキ3人が結成した私設自警団「三匹のおっさん」が町内の悪を斬る姿を描く痛快エンターテインメント。

 武道派の柔道家シゲ(泉谷しげる)無敵の頭脳派ノリ(志賀廣太郎)とともに、剣道の達人キヨを演じる北大路は「剣道も多少経験はございますが、どちらかというとチャンバラの方が得意です。その辺はうまく兼ね合いを持ってやっております」とベテランらしいコメント。

 悪を成敗するアクションシーンに、共演の泉谷も「北大路さんはさすがすごいよ。加減がないし、迫力がありますね。力はあるし、すごいね。剣道の迫力はすごいよ。しなるじゃん」と数々の時代劇や映画「仁義なき戦い」シリーズで鳴らした衰えぬパワフルさを証言する。

 北大路は「苦労するのは…剣道とチャンバラの違いだね。どうしてもチャンバラ行っちゃうんだなぁ」としながらも、近年の重厚な役どころとは異なる「夢にも思っていなかった」普通のおっさん役を楽しんでいる。

 初回(17日、2時間スペシャル)の視聴率は11・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。1989年以降のプライムタイム(19~23時)のレギュラードラマ(時代劇を除く)の初回として、同局歴代最高を記録。第2話(24日)は老人から年金を巻き上げる悪徳業者を懲らしめる。ストーリーとともに、数字の行方も注目される。

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2014年1月23日のニュース