沖田修一監督 作品賞に喜び「全員がうれしい賞」

[ 2014年1月23日 05:30 ]

<ブルーリボン賞>主演男優賞の高良健吾(左)と笑顔を見せる沖田修一監督

第56回ブルーリボン賞 作品賞

 東京映画記者会(スポーツニッポン新聞社など在京スポーツ7紙の映画記者で構成)が選ぶ第56回ブルーリボン賞(13年度)の各賞が22日、決定した。沖田修一監督(36)の「横道世之介」が作品賞に選ばれた。

 作品賞に輝いた「横道世之介」の沖田監督は「キャスト、スタッフ全員がうれしい賞。みんなに“良かった”と伝えたい」と喜んだ。中学時代の同級生で、劇団「五反田団」主宰の劇作家・前田司郎氏との共同脚本。「僕以外にも“面白かったら何をやってもいい”というヤツがいると思った」と懐かしげに振り返る。2人でビデオカメラを手に遊んだ体験が、映画に興味を持つきっかけだったという。賞を励みにさらなる飛躍を期す。

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2014年1月23日のニュース