デヴィ夫人 平手打ち女性と面会へ「話し合いで済む問題」

[ 2014年1月23日 05:31 ]

淡路恵子さんの告別式後、取材に応じるデヴィ夫人

 食道がんのため、11日に80歳で亡くなった女優の淡路恵子さんの葬儀・告別式が22日、東京都港区の青山葬儀所で営まれた。タレントのデヴィ夫人(73)も参列。バラエティー番組で共演中に平手打ちをしたとして、騒動になっている一般女性とは電話で連絡を取ったことを明かし「私と彼女の話し合いで済む問題」と強調した。

 デヴィ夫人はこの日早朝、滞在先の米ロサンゼルスから空路帰国し、自宅で着替えてから葬儀に参列。葬儀の合間に取材に応じ、淡路さんとの思い出などを語った。

 話が終わると一度、その場を離れようとしたが、テレビカメラに視線を戻して「みなさん聞きたいことがあると思います。早朝からエアポートで待ってくださっていた方々のためにもお話しします。大変不幸なことが起きました」と自ら切り出した。

 まず騒動となった収録について「もし淡路恵子さんが私の隣に座っていてくださったら、あの方(一般女性)をすごい勢いでいさめて、叱咤(しった)したと思う」と指摘。「残念ながら、そういった方が出演者の中にいなくて、逆に彼女をけしかけるようなタレントさんもいたので、ちょっと不幸なことが起きてしまいました」と続けた。

 この女性とは話し合いで解決する問題だと繰り返し「彼女とは(米国)出発前に電話で話してます」と説明。電話は女性から掛かってきたといい「(その時は)たまたま私が電話を取ってしまったんですけど、彼女からは毎日、電話があったみたい。私は何が何だか分かんなくて、彼女が“話したい”と言うので」と、女性と面会する意向があることも明かした。

 ただ、この日は葬儀の参列後に番組収録があり、きょう23日も選挙応援のため、面会は先延ばしになるという。女性は怒っていたかという質問には「いえいえ、全然」と強調。リポーターが「良好な関係ですか」と聞くと「そうですね」とうなずいた。そして「お騒がせして申し訳ないけど、騒ぐようなことではないので騒がないで」と呼び掛けた。

 この日は午前5時ごろ、羽田空港に到着。取材陣を見ると「早朝からご苦労さまね」と声をかけたが、その後は質問に応じなかった。

 ◇騒動の経緯 TBS「奥様はモンスター2」収録中に、デヴィ夫人が一般女性に3回、平手打ちしたとされる。女性は警視庁成城署に被害届を提出。同署は暴行容疑で捜査する。

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