吉本新喜劇の“Wアイ”仰天企画 「鹿フンのメモリー」歌う!?

[ 2014年1月23日 08:13 ]

大阪市内で会見した(前列左から)酒井藍、福本愛菜、(後列左から)高井俊彦、桑原和男、西川忠志、奈良健康ランド・内村友也支配人 

 奈良県出身の吉本新喜劇女優・酒井藍(27)と福本愛菜(20)がアイドル・コンビを結成!?22日、大阪市内で奈良健康ランド(天理市)のキャンペーン会見が開かれ、期間中の新喜劇座長・高井俊彦(38)から「2人に“潮騒のメモリー”ならぬ“鹿フンのメモリー”を歌わせる」と、仰天企画が飛び出した。

 奈良出身の高井は、地元での新喜劇で「奈良が生んだ新喜劇のアイドル」の酒井と福本に着目した。高視聴率を獲得したNHK連続テレビ小説「あまちゃん」人気に便乗し、「こっちは“ならちゃん”でいく」と宣言。劇中で小泉今日子(47)や、能年玲奈(20)と橋本愛(18)演じるユニットが歌った曲「潮騒のメモリー」に対抗し、「“鹿フンのメモリー”でも歌ってもらおうかな」と構想を語った。

 天然温泉やカラオケルームなどを備える複合レジャー施設の奈良健康ランドでの吉本新喜劇上演2周年を前に、「お・も・て・な・しキャンペーン」と題したイベントを2月1~23日の毎週土・日曜、同所で開催。高井は座長就任で、「やっと奈良に恩返しができる」と感激し、「奈良“なら”ではの舞台を!」と意気込み、失笑を誘った。

 “なら”ではの「鹿フンのメモリー」案に、出演する西川忠志(45)も「吉永小百合さんの歌の第2弾やね」と笑顔。吉永が歌い、伝説のお笑い番組「オレたちひょうきん族」で同県出身の明石家さんま(58)が♪鹿のフ~ン…と披露していた「奈良の春日野」(1965年)に続く、古都の名曲誕生に期待した。

 当の酒井も「新喜劇に入って丸6年、気持ちはずっとアイドルでした。この思いは間違いじゃなかった」と浮足立ち、「“Wアイ”でがんばります」とやる気満々。元NMB48の福本を相手に、「体重は勝ってるけど、スッピンのかわいさは負けてる。今回は虎視眈々(たんたん)と勝ちを狙う」とライバル意識もちらつかせた。福本は、「藍姉さんと楽しみます」と先輩を立てていた。

 ≪健康ランドは「奈良の聖地」≫キャンペーン期間中は新喜劇への観客の参加、出演者と舞台で記念撮影できる企画などスペシャル・イベントが満載。高井は、「アミューズメント施設がなくなっていく中、僕らの中で健康ランドは奈良の聖地」と愛着たっぷり。酒井も「ここに来たら、バイキングのお好み焼きは3枚、茶わん蒸しは2杯食べる。めっちゃおいしいから来て」と勧めていた。

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2014年1月23日のニュース