「サザンオールスターズ」原由子 母校に校歌 3月卒業式で合唱

[ 2014年1月23日 18:51 ]

 人気バンド「サザンオールスターズ」メンバーで横浜市出身の原由子が、市内の出身中学校の校歌を作詞作曲した。原が卒業した横浜市立吉田中と、富士見中が昨年に統合してできた市立横浜吉田中が23日、発表した。第1期生を送り出す3月13日の卒業式で、初めて新しい校歌を合唱する。

 同校は昨年5月ごろ、市内で飲食店を経営する原の実家を通じて作詞作曲を依頼。全校生徒が学校への思いをつづった言葉を、生徒会メンバーが夏休みに集まって選び、原さんに送付。原さんが歌詞に仕上げ、メロディーを付けた。

 「始まりの地/横浜に/新たな船出の/音響く」との出だしで始まる1番は「希望を胸に/いざ進め/海風そよぐ/学び舎は/我らが母校/横浜吉田」と続く。

 最後の3番は「此処から始まる/夢がある/大志を抱け」で締めくくっている。

 メロディーは公表されていないが、出川進校長は「原さんらしい温かい詩。卒業式に間に合わせてもらい、本当にうれしい」と話している。1月20日に全校生徒に歌詞が披露されると歓声が上がったという。

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2014年1月23日のニュース