1月には転倒し重傷…それでも舞台に立った79歳の鉄人・アキラ

[ 2012年6月5日 07:59 ]

横山ホットブラザーズの(左から)横山マコト、横山アキラ、横山セツオ

 ノコギリを使った音曲漫才でおなじみの「横山ホットブラザーズ」の長男・横山アキラ(79)が開腹手術をし、約3カ月間入院していたことが4日、分かった。3月7日に大阪府内の病院で「急性汎(はん)発性腹膜炎」と診断され、入院。同日に開腹手術を受けて、先月31日に退院した。

 1月には自転車に乗っていて転倒し、腰の骨2カ所にひびが入る重傷を負いながら舞台に立ち続けたことも明かしたアキラ。7日に京都・よしもと祇園花月で復帰する“お笑い界の鉄人”は「芸人にとって舞台が一番。元気なところを見て笑っていただければ」と復帰舞台へ意気込みを語った。

 次男・マコト(77)三男・セツオ(66)とともに「おまえはア~ホ~か~」のギャグでおなじみの“上方演芸の顔”が、今後も笑いを届けていく。

 ◆急性汎発性腹膜炎 腹腔(ふくくう)内を覆う本来は無菌の腹膜に炎症が起こる腹膜炎の中で、腹膜全体に炎症が広がるもの。重症に陥る可能性もあり、緊急な医学的処置が必要とされている。激痛を認め、吐き気や嘔吐(おうと)を伴うことがある。急性腹膜炎の多くは消化器疾患の合併症として起こるほか、消化管穿孔(せんこう=穴が開くこと)なども原因の1つ。

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2012年6月5日のニュース