「横山ホットブラザーズ」アキラ 小腸に穴、3カ月入院していた

[ 2012年6月5日 07:51 ]

横山ホットブラザーズの(左から)横山マコト、横山アキラ、横山セツオ

 ノコギリを使った音曲漫才でおなじみの「横山ホットブラザーズ」の長男・横山アキラ(79)が開腹手術をし、約3カ月間入院していたことが4日、分かった。既に退院し、人工肛門をつけてはいるものの術後の経過も良好だ。

 大阪市内にある自らのお店「カラオケ喫茶のこぎり」でこの日、スポニチの取材に応じたアキラによると、異常を感じたのは3月6日。前日5日まで舞台に出演していたものの、体がだるく吐血もしたため、明けて7日に大阪府内の病院を訪れたところ、小腸に穴が開いており「急性汎(はん)発性腹膜炎」と診断された。そのまま入院し、同日に開腹手術。約1カ月は歩くことができない状況で、その後、府内の病院を転院しながらリハビリに努め先月31日に退院した。

 入院中は「とにかくヒマでした。事務所の人間に電話も取り上げられたもので」と苦笑い。関係者から「治療に専念してほしかったから」と明かされ、笑顔を浮かべた。

 横山ホットブラザーズは、昨年3月に吉本興業と業務提携。今年4月の同社創業100周年記念舞台へのオファーも受けていたものの、出演がかなわず「ちょうど1年というときに迷惑を掛けてしまって…」と恐縮したが「これから私たちにできることがあれば、ぜひともお役に立ちたい」と強い意欲をのぞかせた。

 まずは7日に京都・よしもと祇園花月で復帰し、7月には大阪・なんばグランド花月での1週間公演にも出演する予定。「ホットブラザーズの長男が、これだけ元気になったんだというところを見てほしい。お客さんの笑いが元気をくれますから」とファンにメッセージを送った。

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2012年6月5日のニュース