「自分にとってはめちゃくちゃ特別な日」阪神・梅野が天国の母へ届けた2安打1打点

[ 2023年5月15日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神15―7DeNA ( 2023年5月14日    甲子園 )

<神・D>勝利投手の西純(左)と握手を交わす梅野(撮影・大森 寛明)
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 阪神・梅野が2安打1打点で快勝に貢献した。1点を追う4回先頭の第2打席にを中前打。この快音が口火となって佐藤輝のグランドスラムなど一挙6点のビッグイニングをつくった。

 第1打席も右前打で今季初のマルチ安打。7回には右翼へ犠飛を放って追加点も呼び込んだ。前日13日には練習中に岡田監督に助言を受ける場面もあった。「取り組んでることをやって映像でもはっきり分かるぐらい(今までと)違った感じだと思うので良かった」と手応えを示した。

 小学4年時に母・啓子さん(享年34)を卵巣がんで亡くしている梅野にとって「母の日」は特別な一日。「自分にとってはめちゃくちゃ特別な日。応援…(母が)見てくれていると自分の中ではね。頑張るしかないんで、ここから上がっていけるようにやっていきたい」と決意を新たにした。(遠藤 礼)

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